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青森県商工会連合会様 第25回メルマガ記事

儲ける仕組みのヒント その25 ~ 決算書の簡単な読み方 パート2 ~

東日本大震災に遭われた被災者の皆様 謹んでお見舞いを申し上げます。
本コーナーを担当しております、県内地盤のコンサルティング会社 (株)ABCオフィス 代表取締役 中小企業診断士の伊藤 朗(イトウ アキラ)と申します。経営を良くするヒントを中心にこのコーナーを展開して参ります。
 さて今回も前回に引き続き、3回の連載で『決算書の簡単な読み方』をテーマに取り上げたいと思います。3回の内容は、おおむね以下を予定しております。『数字に対し苦手意識を持たれている経営者』という読者層を想定した内容で、まずざっくりと、どんな状態に会社は置かれているのかを知るということを念頭に置きたいと思います。決算書の細かい専門的な内容については、税理士や会計士の先生の助言等をご参照くださればと考えます。
[内容]
◆1回目    :利益とコストの意味を知る
◆2回目(今回):利益の改善策
◆3回目    :銀行がよく見る貸借対照表
~ 利益の改善策 ~
 前回、損益計算書について、並び順と意味を説明しました。本業の実力を示す営業利益までを上から順に示すと、
◇売上高
◆原価
◇売上総利益(粗利益)
◆販売費・一般管理費
◇営業利益
となっており、お金を水に例えると、売上高という水を上から流していき、途中の2つのコストの入れ物(原価と販売費・一般管理費)に吸収され、残って下まで辿りついた水が営業利益という見方ができます。
 そうであるならば、営業利益を出す(下まで水をいっぱい流す)ためには、一番上の水の量(売上高)を増やすか、途中で水を吸収してしまうコストの入れ物を小さくするか、あるいは両方行うかということになります。ただし、一番上の水の量(売上高)を増やすのは簡単ではありません。顧客という、第三者あっての話であることから、なかなかこちらの思い通りには増加いたしません。よって、自社だけでできる取組として、途中で水を吸収してしまうコストの入れ物を小さくすることで、利益を出す方法をお勧めいたします。
特に、営業利益の数字が数年にわたってマイナスとなっている場合は、キツイ言い方になるかもしれませんが、事業をしない方が儲かるという状況であり、一刻を争います。
 どちらのコストの入れ物が、より多く水を吸収してしまっているかを確認した上で、
その中で金額の大きな順でかつ固定的に発生しているものから順に削減努力を行っていけば、ある程度は改善していくことでしょう。個々のコストの下げ方については、当社を含めたコンサルタントや、専門家の先生にお聞き頂ければと思います。
次回は、『決算書の簡単な読み方 パート3』をお伝えしたいと思います。
以上